わたしは女の子？ | だにまる - 感想レビュー

『わたしは女の子？』は、だにまる先生の漫画作品。

剣道部のエースとして活躍する美咲は、凛々しい容姿から女子生徒たちに「王子様」と呼ばれています。

しかし、その役割に悩む彼女が、幼馴染の高貴との関係を通して「女の子らしさ」と向き合う姿が描かれます。

この記事では、あらすじや作品の見どころ、そしてどんな方におすすめかを詳しく解説します！

わたしは女の子？ | あらすじ

剣道部の主力として活躍する美咲は、そのボーイッシュな魅力から女子生徒たちに「王子様」と呼ばれ、黄色い声援を浴びていました。

しかし、そんな美咲には悩みがありました。「自分は女の子らしくないのではないか？」という葛藤です。

特に、最近その違和感が強くなり、何が原因なのかも分からず、幼馴染の高貴に相談を持ちかけます。

高貴はそんな美咲の悩みに向き合いながらも、やがて彼女への恋心を告白します。

その告白をきっかけに、美咲は「女の子らしさ」とは何かを自分なりに模索し始めます。

物語は、高貴に自分を「女の子」として見てもらいたいと奮闘する美咲の姿を描きながら、二人の関係が少しずつ変化していきます。

この作品の最大の魅力は、ボーイッシュな美咲が見せる「女の子らしさ」と、そのギャップです。

普段は剣道部で凛々しく、どちらかと言えば「男性的」な役割を担っている美咲ですが、恋愛に向き合う中で見せる照れや戸惑い、そして勇気には、思わず心を打たれます。

さらに、幼馴染の高貴の純情なキャラクターも見逃せません。

美咲を「王子様」ではなく「女の子」として見ている高貴が、彼女の悩みを真剣に受け止め、彼女の変化を受け入れていく姿勢は、読者に温かい気持ちをもたらします。

また、作中には甘酸っぱくも大胆なシーンが盛り込まれており、ラブ＆Hの絶妙なバランスで描かれる恋愛模様は、思わずページをめくる手が止まらなくなるでしょう。

本作は、以下のような方に特におすすめです。

美咲と高貴の関係性に共感できる方はもちろん、ボーイッシュでカッコイイ女の子の新たな魅力を知りたい方にもピッタリの作品です。

本作は、ボーイッシュな彼女が「女の子らしさ」と向き合いながら、幼馴染の男子との関係を深めていく青春ラブストーリーです。

女の子らしく扱ってほしくて彼の前で下着姿になる彼女。女子生徒たちから憧れる一面とは違ったえっちな姿が印象的です。

ボーイッシュなヒロインや、そんな彼女と幼馴染カップルが好きな方におすすめの一作です。

作品名	わたしは女の子？
ページ数	20ページ
配信開始日	2019/04/21
定価	220円
収録先	ホントのわたし単品を揃えるよりこちらを買ったほうがお得ですよ！
シリーズ
作家	だにまる
出版社	コアマガジン（雑誌）
ジャンル	ラブ＆H 処女女子校生